FC2ブログ
**cinema review**

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黒い家 韓国版
黒い家 スペシャル・エディション [DVD]黒い家 スペシャル・エディション [DVD]
(2008/09/05)
ファン・ジョンミンカン・シニル

商品詳細を見る


■題名■黒い家 BLACK HOUSE 2007年 【韓国】
■監督■シン・テラ
■出演■ファン・ジョンミン/カン・シニル/ユソン/キム・ソヒョン/
■原作■貴志祐介

久し振りの更新~☆
バタバタしていましたが、映画を観る余裕ができたのでボチボチ更新するつもりです。

で、韓国版の黒い家ですが、
なんか普通のホラー映画という感じで、私には物足りなかったです。
上手な映画だけど、演出が上品すぎて…全然、怖くなかった。
韓国なら、壊れた女の毒々しい恐怖を日本よりエゲツナク描くのでは?と期待していたのに、
オーソドックスなホラーで、ちょっとガッカリしてしまいました。

何に一番ガッカリしたかといえば、壊れた女を演じる女優が美人すぎること。
韓国では美人でない女優がいないのかも?しれませんが、
憂い顔の美女が菰田幸子を演じるなんて…怖くもなければ面白くもない。
一見普通の主婦にみえるだらしない女が、とんでもなく壊れているから怖いのに。
…せめて主婦っぽく見える女優に演じて欲しかったです。

以下、追記で、ネタバレ&不満の数々~★
なんでラストが病院なのでしょう?

貴志祐介の原作の一番の見せ場は、ラストの会社の場面ですよね。
原作を読んだ人は「お弁当が1個足りない…」辺りでゾクッと背筋が寒くなる。
無人に近い会社に、キチガイ女が復讐にやって来る!?
来るぞ、来るぞ…とドキドキしつつ恐怖の大団円を迎えるスリルが面白いのに、
不特定多数が夜中でも出入りする病院なんて…緊迫感が無さ過ぎる。

日本版のラストもイマイチ(乳吸え~!は要らなかった)でしたが、
韓国版は、ラストで辻褄が合わないことが多すぎるのも気になりました。

自宅の目の前にある踏切で、人を引き摺って列車に轢かせてもバレないのは変だし、
自宅が元銭湯なのは人殺しには便利そうだけど、階段を下りた地下に浴場があるのは変。
燃えさかる家からどうやって逃げ出したのかも謎だし、
女によく似た替え玉の焼死体は誰なのか?も謎。(そもそも焼死体なんて必要あるのか)
入院していた主人公の彼女の生死は気懸りなのに、最後までハッキリしないし、
手術・入院施設のある大病院で、
男女がギャーギャー殺し合ってるのに、誰にも気付かれない…等々。

納得できないのは、主人公が女殺人鬼を最後の最期で助けようとする場面。

異常な連続大量殺人鬼に、ヌルイ情けをかけようとする場面は興醒めでした。
殺しても死なないゴキブリのような心のない女殺人鬼が、自ら死を選ぶなんて…アリ?
菰田幸子は高貴な自我を持つモンスターじゃダメ。
徹底的に人でなしだから、怖ろしいのに。。。
「自ら死を選ぶ」なんて、菰田幸子には相応しくないアリエナイ最期でした。

韓国版は、無意味なセンチメンタリズムで原作を台無しにしていたと思います。
菰田幸子のおぞましいキャラクターを美しく解釈してしまうなんて…勿体なさすぎる!

…期待していた韓国版にガッカリしたついでに、
最近ネタ切れ気味のハリウッドが「黒い家」を映画化したら…?なんてつい妄想してしまいました。
菰田幸子の役は、
ジョディ・フォスター、ヘレナ・ボナム=カーター、トニ・コレット、ローラ・ダーン辺りが面白そうです。
スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © KiLL Time Cinema. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。