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**cinema review**

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オープン・ウォーター


■原題■OPEN WATER 2003年【米】
■監督■クリス・ケンティス
■脚本■クリス・ケンティス
■出演■ブランチャード・ライアン/ダニエル・トラヴィス/エステル・ラウ/スティーヴ・レミー

広い~海に、サメ以外には存在を気付かれず、たった2人ぽっち。
「もう駄目だ」という絶望と恐怖を、厭でも想像させる演出意図は大成功。
海って怖い。サメって残酷。
観光客の相手をして稼ぐ人の惰性も・・・恐ろしい。
多分、な~んの悪気もなく、ああなってしまったんだろうなぁ。。。

絶対に、絶対に、あんな目に遭いたくない。
ワタシは、海が怖いサメが怖いというより、あの不運な夫婦の存在を、
完全にダメになるまで誰も気付かないコトのほうが怖かった。
バカンスだってのに、
悪意のないちょっとした過失で、ウッカリ忘れられて死ぬなんて厭だ。怖すぎる。
それにあの船の人。
商売道具のボンベが2個も足りないのにどーして気付かないの??あんまりすぎる。

一緒に見ていた母親は、友人のご主人の海難事故を想像して、
みていられない・・・と泣きそうだった。

その人は定年後、代々ある漁業権を活かして気儘な趣味の漁師になり、
母は、遊びに行ったら旦那さんの船でホエールウォッチングに行ける♪
なんて嬉しそうにしていたけど、
ある冬の朝、ご主人は船から落ちてそれっきり行方不明に。。。
周囲に仲間の船が居たけれど、誰も漁に夢中で気付かない。
たとえ、漁をしていなくても、海に落ちたら人間を船から気付くのは難しいそうな。
そして、船の様子がなんか変だぞ??と、仲間が気付いた頃は、時すでに遅し。
御主人の姿はどこにもなく、未だ遺体もみつからないまま。
遺体が無い状態で、お葬式をしてお墓を建てた友人は、未だに亡くなった気がしないらしい。
恐らく、船から落ちた時、必死で船に上がろうとしただろう・・・とか、
仲間の船に声を枯らして叫んでいただろうことを想像すると、本当に切ない。
ライフジャケットを着ていたとしても助かる可能性は無いほど、冬の太平洋は厳しいけど、
独りで船に乗る漁師さんは、死の危険を冒して魚を獲っているのだ。

又それとは別に、
ワタシの記憶が正しければ、石原慎太郎一家も同じような目に遭っている。

俳優兼気象予報士の息子によれば、
ず~っと昔、外国の海でダイビング中、
後に都知事になる石原慎太郎と、
後に大臣になる長男と、後に俳優兼気象予報士になる自分と、
後に父親と兄の尻馬に乗って「小泉チルドレン」として当選する弟が、
一緒に潜って浮き上がったら、
妻と末っ子が乗っている船が何故か遠くになっていて、
必死で叫んで手を振るんだけど、どうしたことか気付いてくれず、
そうしている間に、慎太郎と息子たちは、潮でどんどん流されて、
日も暮れそうだし、もう絶対絶命~!?と生命の危機を感じ出した処で、
船が戻って助かった~!ってなユルイ遭難話だった。

そのまま慎太郎と3人の息子たちが海の藻屑になっていたら、
この映画よりもエグイ親子喧嘩の「オープン・ウォーター」だ~なんて想像したら面白いけど、
決して忘れられたりしない石原慎太郎だから、絶対アリエナイよな。

・・・とにかく、この映画は想像力が豊かで、かつ、海で焦った経験がある人なら絶対に怖い。
慎太郎とその息子たちが、コレをみたら肝を冷やすに違いない。


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