**cinema review**

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イン・ザ・カット


■原題■IN THE CUT 2003年 【米】
■監督■ジェーン・カンピオン
■出演■メグ・ライアン,ジェニファー・ジェイソン・リー,
マーク・ラファロ,ケヴィン・ベーコン,ニック・ダミチ,シャーリーフ・パグ,

元々は、ニコール・キッドマンが主演するハズだった役を、
メグ・ライアンが監督に猛烈アピールして、
「勝ち取った」そうだけど・・・本当に勝ったのだろうか。
なんだか、主演を降りて製作総指揮になったキッドマンのほうが、
勝ったような・・・気がしないでもない。

ラッセル・クロウと不倫後、離婚した傷心のメグ・ライアンが、
敢えて、汚れ役に挑んだ意気込みは、感じられる。
でも・・・・・どーなのかなぁ。。

何から何まで、殆ど全てを裏切っている映画だと思う。
ジェーン・カンピオンって・・・意地悪だ。
「ピアノレッスン」で評価された後のジェーン・カンピオンの映画は、
変に気取っていて、ツマラナイと思う。
「イン・ザ・カット」も、ある意味においては刺激的だけど、
肝心なストーリーに魅力がないというか・・・イマイチつまらない。

なんだか、期待をしたコトが殆ど裏切られてしまう映画なのだ。

まず・・・メグ・ライアン。
「アメリカの恋人」のメグは、皆の期待を裏切って、
40歳過ぎの、可愛気の欠片もない、孤独な中年女教授を演じている。
フワフワした髪型も笑顔もなし。
不機嫌そうな感じで、男性不信のインテリを演じるメグ。
連続殺人事件に巻き込まれるメグ。
黒人の生徒に襲われそうになるメグ。
自慰シーンのメグ、
濃厚ラブシーンの全裸のメグ。
今まで、演じてこなかったシリアスな演技に挑んでいるのは、
意図した上での裏切りなんだけど、
いかんせん・・・裸とラブシーンがねぇ。。。。。

なんで、あんなに「綺麗な加工」を排除しているのか?が、
ワタシには解せないのだ。
そりゃ、メグは年をとったけど、
撮りようによっては、まだまだ美しく映像化できた筈。
なのに、なぜだか知らないけど、意地悪なジェーン・カンピオンは、
メグの裸を美しく撮ってないのだ。
ハリウッドスター「アメリカの恋人」の初汚れ役&全裸なのに、
そこら辺の女のスッポンポンのようにしか・・・見えないのだ(悲)

全裸シーンの為に、
全身整形をしたデミ・ムーアのシリコンもりもりの胸もどーかだけど、
垂れた胸を曝した、なんて言われようのメグにも、
なんで・・????な感じが否めない。
敢えて、美しくない演出で、初全裸シーンを撮ろうなんて、
勿体無いなさすぎる。
しかも、そうまでして挑んだラブシーンは全然・・・エロくない。
モッサイ男優と安易に寝る安いラブシーンは、
まったく、美しくもなく、エロくもないのだ。
監督は意図して、そんな演出にしたのかもしれないけど、
これは、あんまりな裏切りだと思うー

それに、エロだけでなくサスペンスとしても、裏切られる。
みるからに生贄役っぽい、妹役のジェイソン・リーは、
やっぱり、思っていた通りに殺されてしまうし。
怪しいおバカなケビン・ベーコンは、殺人事件とは全然無関係で、
警官のどっちかが犯人?は、思っていた通りー
しかも、サスペンスだってのに、どんでん返しも無~し。

いい意味で期待を裏切るなら嬉しいけど、全てが、その逆だった。
性格の悪いジェーン・カンピオンが、
観客の期待を裏切る為に、ワザワザこんな映画にしたのだろうかー
どうでもいいけど、
こんな映画に、女優の野心を懸けて挑んだメグが気の毒だった。

ところで、
メグ・ライアンは、この映画の出演後に、顔を大改造してしまった。
・・・・・・・罪作りなジェーン・カンピオンである。
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