**cinema review**

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

blue


■題名■blue 2001年 【日】
■監督■安藤尋
■出演■市川実日子 小西真奈美 今宿麻美 仲村綾乃
■原作■魚喃キリコ(なななんキリコ)

田舎町の海辺に近い女子高で、
1歳年上の同級生の大人っぽい遠藤と親しくなった桐島が、
互いに惹かれていくけれど、
遠藤の秘密を巡って、嫉妬心から行き違いが生じて、
だんだん互いに離れてしまう様子を、
日本海の寒々しい青を基調に描かれている、
ちょっと変わった風合いの青春モノ。

女子高に通っていた経験がある人は、
遠藤と桐島のようにキス(!)までしなくても、
これに近い感情を持つことがあるんじゃないのかなぁ・・なんて思う。

好き嫌いは分かれるだろうけど、私はすごく好きな映画だ。
こんな女子高生の世界は、もう居ないんじゃないかなぁー
それとも、まだどっかにしぶとく生息しているのだろうか。
とにかく、つまらないことばかりだった女子高時代に、
妙な郷愁を覚えて懐かしむような・・・変な印象の残る映画だった。
ワタシも、年寄りになりつつあるのだー(涙)

女子高でのグループ同士の微妙なやりとりなんて、
「あー、これあった、あった!」だし、
親密な友人同士のどちらかにBFができて、
優先順位を下げられた側が、妙な独占欲でイライラして、
それまで順調だった友情関係に翳りが・・・なんて、
これも、女子高ではよ~くあることだ。

原作は読んだことがないけれど、
男に媚びた感じの女子高生が1人も出てこないのがイイ。
やはり、原作が少女マンガだからだろうか。

なんでこんなに懐かしい感じを受けるんだか、
自分でもイマイチ謎な映画だけど、
遠藤のことで悶々しながら、家でゴロゴロ夏休みを過ごす桐島や、
夏休みの終りが近付くと出回る葡萄をお土産に持ってきた遠藤や、
寒々とした日本海の感じや、
さびれた感じの地味な女子高の風景など、
パッ!とした派手な演出がどこにも無いのが、良い。

傑作!じゃないけど、
時々、思い出して観たくなるような映画だと思う。


ところで、
この映画で、24歳で18歳の高校生を演じた市川実日子さんは、
第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞したそうです。
確かに、彼女の気張らない自然な演技はよかった。
でも、受賞するほどだったのかどーかは謎。

演技的には、
名作ドラマ「すいか」の市川実日子が一番良い!!って思ってる。
ま、それはロシア人には、関係ないことだから、別にして・・・

あくまでも個人的な印象だけど、
近年のモスクワ国際映画祭では、
やたらに、日本人が受賞することが多いような・・・
それも、え?これで受賞なんだ??ってのが、多いような・・・・
気のせいでしょうかー?、気のせいでしょうねー
スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © KiLL Time Cinema. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。