**cinema review**

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ルールズ・オブ・アトラクション


■原題■THE RULES OF ATTRACTION 2002年【米・独】
■監督■ロジャー・エイヴァリー
■出演■ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク シャニン・ソサモン イアン・サマーハルダー
ケイト・ボスワース ジェシカ・ビール キップ・パルデュー エリック・ストルツ

ブレット・イーストン・エリスの原作小説を映画化した青春群像ドラマ。
「アメリカン・サイコ」の姉妹編といえる作品。

エリスが飽くことなく書き続ける「恵まれた人間たちの堕落した世界」を斬新な演出で映画化。
監督のロジャー・エイヴァリーは、
あの映画史に残る「パルプ・フィクション」の脚本を、タランティーノと共同執筆した人物。
「パルプ・フィクション」での名声の殆どを、
タランティーノに独り占めされちゃったショックの為か、
長年沈黙した後に、満を持してこの映画を監督したらしい。

だからなのか、早送りと巻き戻しなど、斬新な演出が所々にみられ、監督の力が入りまくり。
これでもか!!って感じで、「斬新な演出」パンチが次々と繰り出されるのだ。
そしてそれに最初は、おおっ!と驚いたり、感心したりするのけど、
だんだん・・・だんだん・・・・ウザくなる。。。。。。。

斬新な映画、斬新な演出、を狙うのはわかるけど、やりすぎだし、長すぎるのだ。
面白いシーン(学生のパーティーやゲイ2人が「フェイス」を踊るシーン)はあるけど、
どれも長すぎる。
まーだこのシーンは終わらないのかよー!って気分に度々なるのだ。くどいのだ。
斬新な演出をしなければっ!!タランティーノに負けないぞ!!!という監督の意図は、
ついつい、やりすぎを許してしまうらしい。
エンドロールなんか、しつこい!!ここまでやんのかよっ!って位のくどさだった。
とにかく、いい匂いの香水も、つけすぎると臭くなるという、見本のようなくどい演出なのだ。

でも・・・こんなに腐しといてなんだけど、映画自体はそんなに退屈しない。
斬新さがプンプン臭う演出のお陰で、長いながらも、それなりに観続けられる。

若手俳優たちの張り切りようも見物だった。
馬面のヴァン・ダー・ビーク君は、
「アメリカンサイコ」の殺人鬼ベイトマンの弟役で、
大学の麻薬ディーラーで、自慰シーン&妄想ゲイシーンを熱演していたし、
「ドリブン」で売り出して、ポスト・ブラピ☆なんて感じで日本人気を煽ったけど、
誰もなびかなかった薄幸のハンサム俳優キップ・パルデュー君も、
監督と一緒に自作したHビデオ(ヨーロッパ女をナンパしてHしまくる本番ビデオ)を公開して頑張っていたし。(本当にヤルなんてバカ)

恐らく、監督や若手俳優たちは
「パルプ・フィクション」みたいな映画を目指して頑張ったのだろうなぁ・・・
結果は、足元にも及ばないのが切ないけど、それなりに楽しめた。
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