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女はみんな生きている

女はみんな生きているChaos



■原題■CHAOS 2001年 【フランス】
■監督■コリーヌ・セロー
■出演■カトリーヌ・フロ ラシダ・ブラニク ヴァンサン・ランドン オレリアン・ウィイク 
      リーヌ・ルノー

「赤ちゃんに乾杯!」の女性監督映画。テンポがすっごく良い。
フランス映画なのに、意外なほど観やすいコメディ映画。
極端な(?)女性的主観から描かれている映画なので、男性は違和感を感じるかもしれません。
田島陽子系が大喜びしそうな映画だが、
フェミにかぶれてない女性も受け入れやすい痛快さがある。
熟年夫婦の車に突然若い娼婦が現れ助けを求めるが、夫は拒否し娼婦は男たちに襲われてしまう。
瀕死の娼婦を気遣う妻だが、車の汚れを気にする夫は、面倒だからと救急車呼ばせず洗車に直行。
妻は娼婦のことが気になって仕方ない・・所から物語は雪崩のようにドドドーッと進む。

奇妙なノリと音楽の良さで、
眠くてたまらない状態が嘘のようにどんどん惹き込まれた。

「ダメ男」糾弾映画で、忙しく次々と事件が起こるから目が離せない。
男は全員ダメ男。愚かでだらしない男ばかりでる。
面白オカシクありとあらゆる場面でダメ男を批判し、
古くからある男性の視点で描かれる都合のいい「女性像」を全否定する映画だから、
フェミニスト的な思考を受け付けない人(理解できない人も)はつまらないだろうな。

「可哀相な女性・被害者の女性」が辿るよくあるストーリーに乗らず、
それを逆手にとって「男性」に一泡ふかせる筋立てになっている。
あくまでも主役は女性で、男性は刺身のツマ程度の軽い扱いなのだ。
男性的映画の裏返しを皮肉を込めて女性監督が撮った感じ。
映画やメディアにあふれる男性主観の「女性」を茶化してコメディにしている。
アホみたいなご都合主義で嘘みたいに(嘘ですが)話がホイホイ進むのも、敢えて、それを狙っているのだ・・・ろう。
だから~瀕死だった娼婦はアッと言う間に元気になります。
娼婦が狙った獲物は思い通りに堕ちまくるし、
なんでもかんでも女性主人公に都合よ~く物語は進みます。
(よくあるマッチョ映画と同じー)

熟年夫婦の家に掛かっている「福」の字の掛け軸は、ワザと(?)逆さまだったのは、
幸福そうな家庭が上辺だけだというメタファーで、逆さだったんだよ・・・ね?
きっとそうに違いない~!ってそこまで深読みしても仕方ないけど~笑えました。

深読みしても、しなくても、なかなか楽しめて笑える映画です。

アホアホ息子役のオレリアン・ウィイクくんは必見。
王子様のような美貌ですご~く可愛い。
音楽もカッコ良いです~サントラ欲しい~!!!!!
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