**cinema review**

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秘密の花園

秘密の花園THE SECRET GARDEN



■原題■THE SECRET GARDEN 1993年 【米】
■監督■アニエシュカ・ホランド
■出演■ケイト・メイバリー

小公女で有名なバーネットの原作を原作の雰囲気を壊さず映画化!
製作総指揮はコッポラです。女性監督に撮らせるなんて・・偉い!

主役のケイト・メイバリーちゃんがハマってた。
主役少女役ケイト・メイバリーがいい!
見るからにヒネクレ者といった風情の目つきがとても良い。
この役がすご~く可愛い瞳のキラキラした美少女だったら、記憶にすら残らなかったと思う。

両親を亡くし親戚に引き取られた少女が、封印された庭を、病弱な息子、使用人の弟と共に再生させる・・という有名なお話が展開するわけだが、ラストは単なるハッピーエンドではない。
なんか・・・少し暗いのだ。
庭が再生して、屋敷の主人と息子は初めて親子として向き合い、
少女もその幸せの輪に入っている。
親を亡くした少女は、やっと居場所ができたのだ。
だが・・一緒に庭を再生した使用人の弟はその輪に入れない。
階級が違うのだし当然なのだが、彼は白い馬と一緒にすごく遠くに1人でいる。

庭での3人は階級差なく一緒だったのに、庭の存在が秘密でなくなったとたん、
使用人の弟は1人置いてけぼり。。。
他の2人を離れた所から見つめ、どんどん遠ざかっていくのだ。
ラストはホランド監督が敢えてそうしたと思うのだが、
物語の主人公である少女と病弱な息子とその父の姿は無く、
馬と共にどこかへ行く使用人の少年で終わる。
彼はどこへ行ったのだろう。。。と、感慨深くなるのだ。

ハッピーエンドをあえてそう撮った監督はスゴイ。。。!
この時代のイギリスで、3人の子供の階級やそれぞれの社会的な立場の違いを暗示させていた。
深い映画でした。
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