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暗殺の森

暗殺の森 完全版【ワイド版】



■題名■暗殺の森 IL CONFORMISTA 1970年 【イタリア】
■監督■ベルナルド・ベルトルッチ
■出演■ジャン・ルイ・トランティニャン ドミニク・サンダ
      ステファニア・サンドリッチ ピエール・クレンティ

ベルトルッチの映画で一番好き。
何がデカダンで、何が退廃的か、よく解らない人はこの映画をみればいい。
これ以上にデカダンな映画ってあるだろうか?ちょっと思いつかない。
とにかくデカダン的といえば「暗殺の森」と頭に浮かんでしまう。
女神のように美しいドミニク・サンダだけでも価値があります。
何度観ても惹き込まれる映画です。
サンダは映画撮影時まだ19歳だったなんて、本当に信じられない。
19歳であの教授婦人の役をやれるんだなぁ・・・ヨーロッパの女優って。。。驚愕する。

撮ったベルトルッチも当時29歳(!)やっぱ、天才ですねぇ。
きっと美しいドミニク・サンダを撮りたくてしょうがなかったんじゃないかなぁ。
見所はダンスシーンと暗殺シーンです。

女同士のダンスシーンなんかもう・・・ただ踊ってるだけなのに、何度観てもドキドキしますーこれがヨーロッパ映画なんだなぁ・・って感じ。
そんな美しく魅力的で人を食ったように不敵な美女ドミニク・サンダが、
森を泣きながら逃げ惑い、冷酷に暗殺されてしまうシーンは、
何度みても背筋が凍ります。。。。。
ファシスト政権の理も非もない冷酷さの象徴なのでしょうね。

ついサンダばかり褒めてしまう映画ですが、
トランティニアンも毎度ながら良い味だしてます。
この男優さんは背も低いし、それほど顔が美しいわけではないけど、どんな時もダンディ♪
ダークな2枚目役を気張らずサラリと当たり前にこなしています。
巧いですー

それにしても、第二次世界大戦のヨーロッパ映画ってデカダンチックなのが多いのに、
なんで日本の映画は女がモンペの防空頭巾で空襲を逃げ惑うか、
そうでなければ結核で死ぬ可哀想な娼婦で、
男は特攻で玉砕ー!!自決あっぱれ的イケイケ戦争映画か、
「もう、過ちは繰り返しませんから・・」的反戦映画ばっかなのでしょう。
デカダンな香りのする戦争映画があってもよさそうなのにー

関係ないですが、名匠の誉れ高いベルトルッチはこの前3度目か4度目の離婚をしました。
カトリックのイタリアじゃ珍しい離婚回数です。
お盛んな方なので既に再婚してるかもしれませんが、相当な女たらしみたいです。
(撮る映画を観れば納得ですが・・)
まだまだ天才ベルトルッチが枯れてないってことは嬉しい限りです~♪
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