**cinema review**

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黒い家

■題名■黒い家 1999年 【日本】
■監督■森田芳光
■出演■内野聖陽/大竹しのぶ/西村雅彦/小林薫/田中美里/
林憲一/町田康/友里千賀子/石橋蓮司/
■原作■貴志祐介

日本ホラー大賞を受賞した貴志祐介の小説を森田芳光が映画化。

小説かマンガを読んだことがある人は、違うっ!!と、憤りを覚えてしまうらしい。
大竹しのぶが演じたサイコパスは、小説ではもっとおぞましい壊れっぷりで、
映画はまだまだ甘っちょろいそうなのだ。

でも、ワタシは、ドギツイ真っ黄ファッションに身を包んだ大竹しのぶの、
なんとも形容のし難い病んだ台詞回しや雄叫びに、心底ビビリました。
あんなにコワイ大竹しのぶって、久しぶり。
もうずいぶん昔だけど、
NHKのドラマで、2重人格の殺人主婦を演じて、
ワタシの大嫌いな鶴太郎を、
炊飯器かなんかで殴り殺していた大竹しのぶよりも、ずっと恐ろしい。

でも、できれば・・・・小林薫や田中美里を、
あの黒い家の拷問部屋でいたぶるシーンがあれば、もっと良かったのに~(残念)
せっかく、大物俳優と演技の上手な田中美里を起用しているのに、
ただ、発見されるだけなんて、勿体無さすぎると思った。
「黒い家」という映画なのに、あの禍々しい家のシーンが、余りに少ないのだ。

それと、ちょっと気になるのは、
台詞がすごく聞き取り難かったこと。
特に、内気な主人公の内野聖陽さんと田中美里さんの台詞は、
すごく大きくしないと何を云ってるんだか、全然、判らなかった。
「39」の時も、台詞だけ、聞き取り難かったから、
もしかしたら、森田芳光が演出でワザとそうしているのかも?だけど、
家で観る場合、すっごく不便です。。

いたぶられシーンの物足りなさを指摘しながら、なんですが、
一時、パニック障害で女優業をお休みしていた田中美里は、
まさか、この映画の後で発病したんじゃ?なんて思うと、
別の意味で怖いものがあります。
スポンサーサイト

人形霊

■原題■THE DOLL MASTER  2004年【韓】
■監督■チョン・ヨンギ
■出演■イム・ウンギョン/キム・ユミ/オク・ジヨン/イム・ヒョンジュン
シム・ヒョンタク/チョン・ホジン/キム・ボヨン/ナム・ミョンニョル/イ・ガヨン

お人形に怨霊が宿り復讐するホラーなのに、
恐ろしいのは若かりし頃の岸田今日子を彷彿とさせる人形館の女主人の演技だけ。
それ以外は、どれもこれも、どこもかしこも、すべてがチープ。
大昔のTV番組「明智小五郎シリーズ」と「金田一耕助シリーズ」を、
合体させたようなチープさでした・・・・(哀)

まず冒頭から、テンポが悪すぎる。
人形館におびき寄せられた4人から、
最初の犠牲者が出るまでが異様に長くて眠くなるほど退屈だった。
そして、殺され方もアクビが出そうなほど月並み。
怖さの演出も、一昔前のホラー映画みたいで、凡庸。ドキドキしない。
人を襲う人形も、マネキンを不気味にした程度。もっと邪悪な人形作れ!!だ。
加えて、主人公達がおびき寄せられるお屋敷は、外観は雰囲気があって良いのだが、
建物の中に入った途端、まるで舞台の安い書割(かきわり)のようなってしまう安っぽさ。。
俳優陣は、大きな瞳が愛らしいイム・ウンギョンちゃんを筆頭に、
それぞれ頑張ってイイ演技をしているのに、
本作がデビューの監督が全てを台無しにしてしまっている。

久々に、最後まで我慢して見た時間が無駄に思えた映画でした。
Copyright © KiLL Time Cinema. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。